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日语毕业论文:中国日语学习者的使役句偏误探讨

论文堡 日期:2023-08-10 21:29:58 点击:120

本文是一篇日本留学论文,本文通过对《日语学习者书面语语料库》的调查和问卷调查,了解到以下内容。首先,从使役句的类型来看,“x有情物+y有情物”使役句的误用最少。由于分布着很多由无情物的使役客体构成的使役句的误用,所以对于中国日语学习者来说,除了“x有情物+y有情物”以外的使役句很难学习。另外,从误用的类型来看,作为整体,明显存在很多“缺用”,“赘用”为数不多。

第1章序章
1.1研究の背景
1980年代半ばごろ、誤用研究は第二言語習得の分野及び外国語教育の領域において広く注目を浴びるようになってから、誤用に関する研究方法と研究意義が誤用に対する認識や研究の内容によって変わりつつある(史兆紅,2019:1)。従って、誤用研究は依然として、現在の外国語教育と外国語研究、第二言語習得研究の注目される分野であり、研究の課題もたくさん残されている。例えば、日本語の誤用研究においては、自他動詞文、受身文、てもらう文などに比べて、使役文の誤用研究はかなり足りない。とりわけ、中国語を母語とする日本語学習者による使役文の誤用研究はまだ十分に行われていないと言える。それに、日本語教育現場では、学習者が作文を書く時に使役表現を回避する傾向が見られ、使うたびには誤用を引き起こしやすいことも事実である。よって、本論文では、日本語の使役文の誤用を研究課題とし、初級?中級?上級レベルの中国人日本語学習者による使役文の誤用実態を考察し、誤用の原因を検討してみる。
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1.2先行研究とその問題点
日本語の使役文についての研究は、研究の角度によってさまざまである。その中には、文法記述研究、日中対照研究、認知理論、翻訳理論、第二言語習得研究などが挙げられる。本節では、第二言語習得の視点から、中国人日本語学習者による日本語の使役文の習得、誤用に関する研究を概観し、先行研究の問題点を述べる。
1.2.1先行研究の概観
第二言語習得の視点から日本語の使役文を論じた研究には、馮富栄(1994)、張麟声(2001)、高橋恵利子?白川博之(2006)、王忻(2008)、望月圭子(2009)、市川保子(2010)、王辰寧(2016)、胡君平(2020)などがある。これらの研究は、研究の方法によって、二つに分類することができる。
1.2.1.1コーパスに基づいた先行研究
コーパスを利用して行われた研究は、張麟声(2001)、王忻(2008)、望月圭子(2009)、市川保子(2010)、王辰寧(2016)である。張麟声(2001)では、中国語を母語とする学習者は「受身」「~ように言った」「~ままにして」を使うべきところを間違えて使役を使ってしまうことに注目し、それらの誤用は中国語の使役の影響でそうなっているとされている。誤用の原因については、次のように述べられている。1)中国語においては動作対象の意志を優先させる事柄を受身の標識である「被」ではなく、使役と受身両用の標識である「让」で表すため、日本語で表現するとき誤用を起こしやすい。2)「~ように言う」の代わりに使役文を過剰使用については、日本語の使役の意味を表すのに必ずしも「せる/させる」を使うとは限らず、「てもらう/ていただく」「~ように言う」といった表現を使う場合もある。3)「~ままにして」の代わりに使役文を過剰使用については、日本語の使役文は許可?放任の用法を持っており、同じ用法を持つ中国語の表現は「让」構文で表すが、日本語使役文は「放任」の意味を表すときに人に限ることに対し、「让」構文は物にも及んでいる。張(2001)の研究から、中日両言語の使役表現は対応しない部分が存在し、中国人学習者は中国語の「让」イコール日本語の「せる/させる」と思い込む傾向が見られる。
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第2章日本語の使役文と誤用の分類
2.1日本語の使役文の分類
日本語の使役文に関する研究は、今まで様々な立場から多くの語学研究者によって行われてきた。概観してみると、日本語の使役文が「x(使役主体)がy(使役客体)に(を)~(zを)せる?させる」と規定し、使役文の分類を主として「構文的分類」と「意味的分類」に分けられている。
2.1.1使役文の構文的分類
使役文の構文に関する代表的な研究としては、寺村秀夫(1982)、佐藤里美(1990)、森田良行(2002)が挙げられる。
寺村(1982)では、使役文が成立する文法的条件について、「使役態を作る動詞の条件」と「語彙の構造からくる条件」という二つの条件を満たすとしている。まず、使役態を作ることができない動詞として、例文(1)~(3)のように、「いる」「ある」「なる」「できる」といった一部の所動詞?状態動詞、「上がる」「開く」のような一部の非意志動詞が取り上げられている。(「*」が非用を表わす)
(1)助手に運転ができる→*助手に運転ができさせる?
(2)彼に中国語が話せる(こと)→彼を(に)中国語を話せさせる?
(3)物価が上がる→?物価を上がらせる。(寺村1982:291)
また、語彙構造に関しては、「xガyヲ/ニ(zヲ/ニ)~サセル」のx(=使役主体)は有情物であるのがふつうで、非情物である場合は擬人法的な感じが強いと指摘されている。それに、y(=使役客体)のとる格助詞は「を」か「に」かという問題に対しては、原動詞の性質とy(=使役客体)の性質に関わり、つまり、「他動詞か自動詞か」と「yが有情物か非情物か」によって区別されると言われている。
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2.2日本語の使役誤用文の分類
日本語の誤用類型の分類に関しては、研究の内容や考察の範囲などによって異なっている。

表2では、これまでの使役文の誤用の分類を概要したが、日本語の誤用の分類について、最近、比較的詳細に分類したのは史兆紅(2019)があげられる。史(2019)では、受身文に焦点を当てて誤用研究を行った。この研究は、中国人学習者を対象とし、受身文の誤用を「不使用」と「過剰使用」と二分類し、そして、二分類のもとでさらに分化し、「欠用」、「非用」、「贅用」、「謬用」と四種類に分けて、学習者コーパスにある誤用文を考察する。使役文を例として説明すれば、「欠用」は「せる?させる」の脱落形式で、「非用」は「せる?させる」が脱落した上に、動詞の誤用も見られる形式である。「贅用」は「せる?させる」の付加形式で、「謬用」は「せる?させる」が付加した上に、動詞の誤用も見られる形式である。本研究は、主として市川(2010)と史(2019)の分類を参考し、調査からみた学習者の誤用実態に基づき、使役の誤用文を「不使用」、「過剰使用」、「格助詞と活用形」と大まかに三つの分類にする。
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第3章学習者コーパスからみた使役文の誤用
3.1学習者コーパス調査の概要

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3.2学習者コーパス調査の結果

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第4章アンケート調査からみた使役文の誤用
4.1アンケート調査の概要
4.1.1調査の対象

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4.1.2調査の方法

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第5章誤用の原因と使役文習得への提言
5.1誤用の原因
先行研究で述べたように、中国人学習者が日本語の使役文についての誤用原因に関しては、多くの研究者は様々な視点から見解を述べている。
誤用研究をさかのぼってみると、richard(1974)は言語学の観点から、selinker(1972)は言語、教育、学習者の観点から、魯健驥(1994)は言語、学習者、文化、教師、教材などの観点から誤用の原因を検討した。また、先行研究で述べたように、使役文の誤用研究、馮富栄(1994)、張麟声(2001)、望月圭子(2009)、胡君平(2020)は母語干渉の観点から、王忻(2008)と市川保子(2010)は日本語知識の不足から、王辰寧(2016)は使役構文の特徴から、中国人学習者による使役文の誤用の原因を検討している。
本研究では、先行研究を踏まえて、調査の結果に基づきながら、日本語使役文の特徴、教科書における使役文の扱いと学習者へのインタビューを取り合わせて、使役文の構文の複雑さと意味の多様性、教科書における使役文の扱い方、学習者の認識という角度から、中国人日本語学習者は日本語使役文の誤用が生じる原因を捉える。

5.1.1日本語の使役文の複雑さ

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5.1.2教科書における使役文の扱い方

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第6章終章
6.1まとめ
本稿では、『日本語学習者書き言葉コーパス』とアンケート調査を利用し、中国人日本語学習者による使役文の誤用実態を考察し、そして、誤用の原因を検討してから使役文の習得について提言した。結果は次のようにまとめられる。
『日本語学習者書き言葉コーパス』の調査とアンケート調査を通じて次のことが分かった。まず、使役文の類型からみると、「x有情物+y有情物」使役文の誤用がもっとも少ない。非情物の使役客体からなる使役文の誤用が多く分布していることから、中国人日本語学習者にとって「x有情物+y有情物」以外の使役文が習得しにくいということが明らかになった。また、誤用の類型からみると、全体として、「欠用」が明らかに多く存在し、「贅用」が数少ない。
また、調査分析の結果とインタビューの結果に基づいて、日本語使役文の構文上の複雑性と意味用法の多様性、教科書における使役文の扱い方、それと学習者の認識不足などが誤用の原因として捉えられる。
誤用の原因を踏まえて、次のように提言する。まず、教科書の編集については、文法記述で使役文の類型のすべてを説明すること、使役文の各類型に関わる練習問題を設けることが必要になる。そして、教師としては、使役文の類型のすべてを指導すること、練習問題の形式と内容を拡充することが重要である。また、学習者としては、関連知識フレームワークを構築こと、誤用しやすいところに工夫すること、資料を活用することが大切である。
参考文献(略)

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