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原型理论视角下日语移动动词的语义扩展机制探讨

论文堡 日期:2023-09-15 14:24:26 点击:100

原型理论视角下日语移动动词的语义扩展机制探讨——以“おちる”为例

本文是一篇日本留学论文,本论文通过语料库的调查,附加了具有使用普遍性但词典中未标明为义项的五种含义。每一个都是“地形有台阶”、“身体的一部分向下移动”、“照明、动力源切断、弱化”、“没有实体的抽象的东西下来”、“声音传播”。
1はじめに
1.1研究背景
国立国語研究所の発表した『現代雑誌九十種の用語用字第3分冊:分析』は、「全体についての使用率で最上位10語はすべて多義語であった」1[4]と指摘した。そして、同所の共同研究プロジェクトの成果『基本動詞ハンドブック』2最新版に収められた179の見出し語が全部多義動詞である。さらに、瀬戸は多義語について、「使用頻度が高い語であればあるほど、その語の多義の度合いは高くなるといえる」3[12]と述べた。つまり、多義語はコミュニケーションにおいて広く使用され、語彙体系の中で重要な位置を占める。

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語の中心的な意味が多義化して複数の意味を持つようになるという現象は日本語だけでなく、世界中の言語に広く見られる。これまでの研究では、語が多義化する理由は人間の記憶の制限や言葉の経済性だと認められる。確かに、一つの語に複数の意味を持たせる方は、覚えなければならない言葉の数が膨大になるのを防ぐことができ、記憶の負担を軽減するのにも役立つ。一方、言語学習者にとって、多義語の全体の意味を身につけるのが難しい問題となる。日本語の習得研究に関する論文によると、日本語学習者は派生義の意味理解や使用が不十分である4。鷲見はkyコーパス5を用いて中国語を母語とする日本語学習者の和語動詞の使用を分析した。その結果の一つは、「かかる」は初級から超級まで全てのレベルで同じ一つの意味項でのみ使用される6。つまり、基本動詞としての多義語であっても派生義については多くの場合は、理解語にとどまり、使用語までに至らない。
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1.2研究対象と研究方法
辞書を引くと、「おちる」という見出し語に対応する漢字表記が「落ちる」、「墜ちる」と「堕ちる」三つある。本論文は辞書の編纂に則り、三つの漢字表記を同一の多義語とみなす。日本語において、多義語と同音異義語とは、本質的に連続していて、はっきりとした境界線がないという曖昧性を持っている。例えば、「つける」の漢字表記は「付ける」、「浸ける」、「漬ける」などあり、いずれも「接触」という意味を含むので、多義語と見なされる。それに対して、「あける」に対応する漢字表記である「空ける」「明ける」「飽ける」などは、共通した意味が弱いので、それらを多義語か同音異義語かとみなすのはまだ意見が食い違っている。「落ちる」、「墜ちる」と「堕ちる」は、「上方から下方への位置変化」の意味が共通するので、多義語として扱うのは理屈に合っていると思われる。
本論文で「おちる」を取り上げてその意味拡張のメカニズムを研究するのは、主に二つの理由がある。まず、「おちる」は日本語語彙体系において基礎語彙に属し、日常生活において数多く使用されている。「おちる」は『基本動詞ハンドブック』に収められた179の見出し語の一つである。松下の作成した『日本語を読むための語彙データベース』7は全語種を含める異なり語数141950語を対象に、語の頻度順位や重要度を調査したものである。「おちる」は一般語彙ランクが793で、それに「一般用」「初級学習者用」など5つの下位データベースにも収録された。もう一つの理由は、「おちる」自体は移動動詞で、空間における位置変化、方向指向を表すという性質を持つ。その意味は大きく物体が移動する意味と抽象的な意味に分けることができる。プロトタイプ理論は現代のカテゴリー理論であって、言語学と結合されると、多義現象をよく説明する。プロトタイプとは、一つのカテゴリーにおける典型的な代表例を指す。多義語を一つカテゴリーを見なすと、中心義はプロトタイプとなる。大雑把にいうと、移動意味はプロトタイプで、抽象意味は非プロトタイプである。なぜなら、認知意味論の観点では、人間が世界を認識する一つのアプローチは、空間概念に基づくイメージ?スキーマを抽象領域へ写像するということになるからである。
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2先行研究
2.1日本における日本語の移動動詞の意味研究
日本語の移動動詞に関する研究は大きく構文分析と意味分析に分けられる。研究の数から見ると、格支配を始めとする構文特徴による分析は意味分析より多いが、移動動詞が備わる移動という意味特徴と、位置変化から状態変化への意味拡張なども学者たちが熱心に取り組む問題点になる。移動動詞の意味分析においては、また1)意味特徴26、成分分析による研究、2)認知的観点による分析この二つの方面に分けることができる。
2.1.1意味特徴に関する研究
これらの研究は主として移動動詞の意味を正確かつ完全に記述する、或いは意味特徴によって移動動詞の下位分類をするという二つの方面に注目している。
「おちる」の意味記述に関する研究は、「おちる」を単独的に取り上げて分析するのではなく、多くの場合は数多くの対象の一つとして並べられる。柴田他は『ことばの意味1辞書に書いていない』に、「おちる」の特徴を「物体の重力による移動」「非意志的」「到達点に焦点」「移動が直線で急速」27[6]と述べた。また、長嶋善郎は『日本語の「上下移動動詞」の意味について』において、柴田他の記述を修正した。長嶋は、「おちる」の移動主体として「人」「具体物」「程度」を挙げるが、主体が「人」の場合は「非意図的」としている。それに、「基点を離れる」「極点としての到達点に焦点」という意味特徴も加えた28。森田良行は『基礎日本語1-意味と使い方』にも「おちる」の意味記述を扱ったが、前述と大きく異なった。森田は「3つの段階「離脱-移動-到達」のどこを強調するかで「落ちる」に種々の意味が出てくる」29[25]と述べた。すなわち、「おちる」という移動は、移動過程の「起点」「移動」「着点」それぞれに焦点が違うと、意味のずれが生じてくる。
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2.2中国における日本語の移動動詞の意味研究
国内では、日本語の移動動詞は主に構文、意味、習得と翻訳四つの面から展開されている。筆者がcnkiから収集した日本語の移動動詞の意味研究に関する論文は81本で、最も早いのは鈴木裕文の《日语“v出す”和汉语“v出”的差异》である37。国内では日本語の移動動詞の意味研究は遅れていると思われる。概ね2009年から、この研究分野に取り組む学者が目に見えて多くなった。資料を整理してみると、身体の語と感覚の語についての多義研究より、国内の学者は移動動詞の多義研究に対してそんなに関心を持っていないことが分かった。そして、移動動詞を移動という特性を特に取り上げることなく、普通の多義動詞として研究を進める傾向も見せる。理論の面では、欧米と日本の認知言語学という分野の最前線の理論を参考することが多い。国内学界において日本語の移動動詞の意味研究は、対象の数と性質によって次のように整理できる。
2.2.1単一の移動動詞の意味研究
宋欣は《意象图式理论对日语多义动词的释义作用——以移动动词“流れる”为例》で、「流れる」のスキーマが話し手の関心ところの変わりによって変わり、新しい意味が生じてくると論述した。また、空間領域におけるイメージ?スキーマの変形と時間、抽象領域への投射も「流れる」の多義化するルートであると論じた。楊暁敏は《核心图式理论下日语复合动词后项“~上げる”多义性再考》の中に、コアスキーマ理論に基づいて「上げる」の意味項間の関連を説明した後、複合動詞の後項としての「~上げる」と本動詞「上げる」との意味関連も述べた。最後に「~上げる」が前項動詞の意味に制約されて意味が多義化するという結論を出した。その他、楊も《认知语义学视角下的日语复合动词研究》という本を出版し、その第7章で、スキーマとメタファー理論を用い、「~出す」「~上げる」のような複合動詞の後項の多義性を研究した。類似した成果は陳莉の『認知意味論から見た多義動詞「あげる」』、陳亜萍の『移動動詞「出る」の多義構造分析―認知意味論的観点から』などがある。
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3「おちる」の意味に関するまとめと調査
3.1辞書による「おちる」の意味記述

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3.2コーパスによる「おちる」の意味調査

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4「おちる」の意味拡張のメカニズム

4.1「おちる」の中心義とイメージ?スキーマ
第三章で述べたように、「おちる」の中心義は人?ものが高い所から低い所へ移動するということである。
「人?もの」は移動対象である。「高い所から低い所へ」は三次元の移動経路である。上下方向という特定の経路が移動空間を特徴づけている。「移動する」は移動という動きを指す。つまり、「おちる」の中心義には移動対象、移動経路、動きこの三つの構成要素が含まれる。これから、コーパスにおける中心義(1)及び(1)a-(1)dの用例48を見ながら、それらの対象、経路、動きを分析したうえで、中心義(1)と(1)a-(1)dとの関係、中心義のイメージ?スキーマを明らかにする。
例1上を向いたヘイスティングズの顔の上に棚につもったちりが落ちる。
例2国中に核爆弾が落ちた。ここでいったい何人死んだかわからないが、すくなくとも、われわれは生きている。
例3「日本の飛行機がコロンボ上空で爆発した。病院の上に落ちた」と。
例4その夜、飲み残しのビールを頂戴した吾輩は酔っぱらって庭の水瓶に落ちてしまう。
例5四人目を、階段の下に蹴り落としたのはおれであった。階段の下まで、男はいっきに落ちて仰向けになった。その時には、まだ男は動いていた。

4.2「おちる」の派生義と意味拡張

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5おわりにほ
とんどの日本語の移動動詞は日本語の語彙体系における基礎語彙であると同時に、多義語でもある。中級?高級の学習者にとっては移動動詞の意味を完全に習得することが難しい。本論文はこの現実的な教育問題を研究の出発点として、先行研究でそんなに重要視されていない下降移動動詞の一つ「おちる」を取り上げ、プロトタイプ理論のもとに「おちる」の多義構造を考察した。
本論文はコーパスの調査によって、使用の普遍性があるが、辞書に意味項として明記されていない五つの意味を付加した。それぞれは、「地形に段差がある」「身体の一部が下へ移動する」「照明、動力源が切断し、弱化する」「実体のない抽象的なものが降りてくる」「声音が伝播する」である。そして、「おちる」の派生義のイメージ?スキーマの変換と拡張の動機づけを一つ一つ分析した上で、4.3の意味ネットワークを構築した。各意味項の詳しい展開と意味項らの部分的な関連は既に第4章で説明され、ここで繰り返さない。
また、本研究で次のような発見がある。
第一、意味項判別の統計結果から見ると、プロトタイプ的意味は使用頻度が全体の49.75%にも達し、プロトタイプ的意味の空間的な体験が人間の経験に深く影響していることが明かになった。派生義の中、使用頻度が5%以上の意味項は(4)a、(5)a、(5)b、(12)この四つのものである。(4)aはメトニミーによって、(12)はメタファーによって拡張された。(5)aと(5)bは上下の概念メタファーに根ざしたものである。
第二、イメージ?スキーマの視角から言うと、「おちる」のイメージ?スキーマは広く認められた上下、経路のスキーマの特徴を備えるだけでなく、意味項(9)a、(9)d、(12)で容器のスキーマの特徴も備える。
第三、比喩の視点から言うと、「おちる」のプロトタイプ的意味は空間域の意味への展開はメトニミーによって、抽象域、知覚域の意味への展開はメタファーによってからなることが多い。「おちる」は移動動詞というカテゴリーの一メンバーとして、位置変化の意味から状態変化の意味へという広がりも見せる。
参考文献(略)

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